毎日のシャンプー
日々毎日行うシャンプー、生れてから80歳まで1日1回シャンプーを行ったとすると約30000回にも及びます。そのシャンプーを子供のうちから正しくできるか否かで10年後・20年後に頭皮や髪の状態が変わってきてしまうということは想像できると思います…
基本的なシャンプーの仕方として

- まずはシャワーで髪と頭皮をよく濡らす
- なるべく少量のシャンプー剤を使う
- 爪を立てたりゴシゴシ頭皮をこすらない
- しっかりとシャンプー剤をお湯で流す
- お風呂から出たら早めに頭皮と髪を乾かす
では、どのようにシャンプーをすればいいのか?どのような点に気を付けなければいけないか?を少し具体的に書いていきます。
まず、シャンプーをイメージすると上の写真のような泡をイメージすると思いますが、この泡を作るにはシャンプー剤にたくさんの水と空気を混ぜることが重要です。そのためにまずはシャワーで髪と頭皮を良く濡らすことで使うシャンプー剤の量を少なくすることができ、大きく手と指を使って空気を混ぜることで理想の泡が出来るようになります。目安としてボトルシャンプーをお使いの方でしたら男性やショートヘアーの方なら、半プッシュから1プッシュ、女性の長さのある髪でも2プッシュ程度(足らなければ少し足す)で十分です
泡が立ったら頭皮をマッサージするようにして汚れを落とします。特に大人になったら頭皮を擦ったりすると頭皮の皮薄化(皮膚が薄くなる)が起こり、髪が細くなったり薄毛の原因になります。爪を立てるなんてもってのほかですよ!
泡で汚れを浮かせたらお湯でしっかりと流すことも重要です。シャンプーの泡の成分である界面活性剤が頭皮や髪の毛に残ると様々なトラブルを起こします、ショートヘアの方でも2分以上、長さのある方なら3分以上はしっかりと流しましょう。
シャンプー剤をしっかりと流し終わったら、リンスやトリートメントを・・・ここでちょっと待ってください!あなたの髪に本当にリンスやトリートメントは必要ですか?ショートヘアやカラーやパーマをしていない髪には必ずしも必要ありません。髪が絡んでしまう場合に、絡んだところから毛先にリンスやトリートメントをつけてあげるだけで十分です、決して頭皮や根本付近には付けないようにしてください。もし今日、トリートメントをしないで何の問題もなければ明日からお風呂での1行程が省略できますね。またトリートメントやリンスをつけた場合はシャンプーまでとはいいませんが、しっかりと流してください。もし、お子様の背中にブツブツが出来ていた場合シャンプーやリンスが流しきれない毛先が背中にあたってブツブツが出来ている場合があります。
お風呂から出たら頭皮や髪の毛はふやけた状態になっているので内部の水分が蒸発してしまい乾燥の原因、またそのまま結んでしまうと夏は高温多湿で菌が繁殖しニオイの原因、冬は逆に頭皮が冷たくなり血行不良で髪が細くなったり薄毛の原因になります、早めにドライヤーで乾かしましょう。
もっと詳しいことは後々、機会があれば紹介していきますが、まずは皆様が通っている理容室や美容室にお尋ねください教えて頂けるはずです。また、 東京都理容生活衛生同業組合 では”キッズシャンプープロジェクト”として、小さなお子様に正しいシャンプーの仕方を覚えていただくための活動を行っています。ご興味がある場合にはにお尋ねください。